株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は、弊社が正規代理店を務めますAnaconda社より、マイクロソフト社との提携が発表されましたことをお知らせいたします。これにより、Azure Machine LearningなどのAzureサービスや、GitHub CodespacesやGitHub ActionsなどのGitHubサービスを含む、マイクロソフト社のクラウドでホスティングされている製品やサービス内で、Anacondaの厳選されたオープンソースパッケージのライブラリに、別途ライセンスなしでアクセスできるようになります。
Anaconda社のCEO兼共同創設者であるPeter Wang氏は、「私たちは、どこでも簡単にAnacondaを使えるようにすることを約束していますが、それにはマイクロソフトのクラウド内も含まれます。」と語っています。「Anacondaのパッケージ依存性マネージャと厳選されたオープンソースリポジトリをマイクロソフトのクラウド製品と組み合わせることで、データサイエンティストや開発者は、追加のライセンスを気にすることなく、安心して信頼できるツールを使用することができるようになります。」
オープンソースコミュニティの何千ものメーカーやコントリビュータの技術革新を活用する企業は、競争上の優位性を持ち、通常は何年もかかるプロジェクトを加速させることができます。今回の提携により、主要なオープンソースのデータサイエンスツールが様々なプラットフォームで利用できるようになり、ユーザーが最終的な結果に集中できるようになることで、企業はより大きな成功を収めることができます。
Microsoft Azureの最高技術責任者兼テクニカルフェローであるMark Russinovich氏は、「オープンソースパッケージは、近年見られるデータサイエンスの最大の実現手段です。」と語っています。「Anacondaの信頼できるツールセットを提供できることで、Microsoft Azure上でのデータサイエンスの旅のあらゆる段階で、お客様に力を与えることができるようになります。」
さらにAnacondaは、ソフトウェアコンポーネントの完全な可視性と正確な識別を可能にする業界標準のソフトウェア部品表(SBOM)フォーマット確立をサポートします。このコラボレーションの一環として、Anaconda社はSoftware Package Data Exchange(SPDX®)仕様に基づく標準的なSBOMの提供を約束しており、これによりマイクロソフト社はAnacondaリポジトリ内のオープンソースパッケージおよびライブラリのコンポーネント、ライセンスおよびその出所を確認することができます。
両社は、「データサイエンティストや開発者がシームレスに業務を遂行できるよう支援しながら、企業にオープンソースのイノベーションをもたらすことを楽しみにしています。」と述べています。
製品の詳細について
製品の詳細については製品ページをご覧下さい。
- ●Anaconda社 概要
- Anaconda社は、米国テキサス州オースティンを拠点とするソフトウェア開発およびコンサルティング会社です。Anaconda Pythonディストリビューションを提供し、他の多くのオープンソースベースのデータ分析ツールに貢献しています。
- メーカーウェブサイト:https://www.anaconda.com/
- ●本記事に関するお問い合わせ先・資料請求先
- 担当:高橋 一道
- Webからのお問い合わせはこちら
- TEL:03-5215-5650、FAX:03-5215-5651
- 住所:東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11階