2014年4月1日、株式会社アスク(本社:東京都千代田区、代表取締役:武藤和彦)と株式会社ディストーム(本社:東京都千代田区、代表取締役:阿部 弘美)は、米国NewTek社製品「TriCaster」シリーズ並びに「3Play」シリーズ(以下、TriCasterシリーズ)の国内取扱いに関するパートナーシップ契約を締結した旨を発表いたします。
昨今、TriCasterシリーズは、世界中のスポーツ中継やコンサートなどライブ映像配信の市場において、他に類を見ないオールインワンの映像制作システムであると広く認知されるまでに成長し、飛躍的に販売台数を伸ばしています。
この状況に伴い、日本国内におきましても、海外同様にTriCasterの市場ニーズが着実に伸び続けている中、幅広い分野における国内需要に対応するべく、より強固な販売・サポート体制を築くことを目的として、この度のパートナーシップ契約を締結いたしました。
この度のパートナーシップ契約により、アスクはNewTek社のTriCasterシリーズにおける国内販売元、ディストームはTriCasterシリーズの技術支援、販売企画などの役割に従事する新体制となります。 ディストームがこれまで培ってきた技術的ノウハウやサポート、販売企画に加え、アスクが持つ幅広い市場への販路、営業力、資金力を併せることで、これまで小規模なディストームだけではカバーしきれなかった幅広い分野への展開を行なっていくことを目指してまいります。
このパートナーシップに関して、株式会社アスク 取締役 メディアエンタープライズ営業部は、「TriCasterは、非常にユニークなコンセプトを持ち、そのニーズは映像業界だけにとどまらず、映像に関する全ての分野にフィットする製品だと考えております。TriCasterシリーズを国内に広めていく役割をディストームと共に担うことで、これまで弊社が取扱う製品をご利用頂いている映像業界に加えて、エンタープライズ、ライブスポーツ、レンタルなどといった更なる新しい市場を開拓できるだけでなく、弊社取扱い製品と合わせたシステムの提案など、新たなサービスの提供が可能になることを期待しております。」とコメントしました。
株式会社ディストーム 取締役 吉水 裕氏は、「国内においても、TriCasterはようやく市場に認知されるようになってまいりましたが、欧米などと比べると幅広い市場に対して十分なアプローチが行き届いているとは言えない状況にあると、弊社の力不足を常日頃感じておりました。この度のアスクとのパートナーシップ契約の締結により、コストパフォーマンスに優れ、ハイクオリティーな映像制作および配信を提供するTriCasterシリーズを、さらに大きな枠組みの中で、より多くのお客様に対してアプローチできるものと確信しております。
また、昨今のインターネット利用による選挙活動の解禁をはじめ、2020年の東京五輪開催など、高品位な画質による配信ニーズが日増しに求められている中、国内においてもTriCaster及び3 Playが、より多くのユーザー様に安心してお使いいただけるよう、さらに強力なサポート体制・サービスのご提供に注力してまいりたいと存じます。」とコメントしております。
TriCasterとは
TriCasterは、ワンボックス型番組制作/ライブストリーミング配信に対応したシステムです。
TriCaster各機種はスイッチャーをはじめとする、番組制作、配信に必要となる数多くの機能をひとつのシステムにインテグレーションされたオールインワンのシステムです。
3Playとは
3Playは、HD/SD対応のマルチカメラ同時収録が可能なDDRです。複数の映像を1台の3Playで同時収録し、収録しながらの追っかけ再生、スローモーションリプレイ、プレイリストの作成によるハイライト編集を行うことができるライブスポーツ中継に最適なコストパフォーマンスに優れたシステムです。
- ●株式会社ディストーム 概要
- ディストームは、米国NewTek社製品TriCaster、3PLAY、LightWave 3Dのローカライズ、そして、国内ディストリビューションを主事業としながら、3DCGや映像系分野におけるローカライズ業務、受託開発、プラグイン開発、加えて、イベントの開催など、ただ単なるモノ売り会社の領域を超え、よりクリエータ支援に視野をおいた事業活動を行う集団です。
- メーカーウェブサイト:http://www.dstorm.co.jp/
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- 担当:メディアエンタープライズ営業部
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