株式会社アスクは、6月13日~15日かけて千葉・幕張メッセで開催された「デジタルサイネージジャパン2012」に出展。ZOTAC/PC Partner社の小型端末を中心とした、弊社がご提供するデジタルサイネージソリューションを紹介いたしました。
会期中は多数のお客様にご来訪いただき、これまでZOTAC/PC Partner社の端末をご存じなかった方にも製品を知っていただくことができたと実感しております。ご来訪くださった方々、本当にありがとうございました。
今回展示した製品はZOTACのZBOXシリーズが中心です。とくに注目を集めたのは、昨年発売した127×127mmサイズの「ZBOX nanoシリーズ」と、先月発売した「ZBOX nano XS AD11」です。
ZBOX nanoシリーズは、昨年発表したAMDモデルに続き、今年はIntelモデルも登場しており、同じサイズでさらにプロセッサ・GPUの能力にバリエーションが生まれています。
ZBOX nano AD10の展示では、メディアコンテンツファクトリー様のご協力により、病院の待合室で用いられているサイネージのデモも行いました。病院の総合情報や疾患に関する情報のほか、ネットワークを介して最新の情報を転送しニュース、天気予報なども流すことができるデモで、このデモに目を留めてブースに興味を持ってくださる方も多数いらっしゃったようです。
ZBOX nano XS AD11は、小型端末として提供し続けてきたZBOXのなかでも最小サイズとなる106×106mmの超小型端末です。この小ささは写真では伝わりにくいのが難点なのですが、一目見た瞬間に「うわ!小さい!」「PCもここまで小さくなったんですね......」といった感想を口にされる方が多く、ブース内でも一番の人気者となっていました。
豊富なラインナップを取り揃えるZBOXシリーズ
ところで、現時点でリリースされているZBOXシリーズで最高の性能を発揮するのは、IntelのCore i3-2330Mをメインプロセッサに搭載する「ZBOX ID82」です。ブースでは、このID82でSCALA Playerを動作させ、フルHDクオリティの映像を流すデモを行いました。
また、同じ筐体を用いたAMDモデル「ZBOX AD02」を使い、平戸観光協会様のご協力により、イメージ情報開発様が開発された、タッチパネル式のデジタル観光案内のデモも実施しています。
これらのデモで示したとおり、ZBOXシリーズでもデバイスやソフトウェアを整えることで、ユーザービリティの高いタッチパネル方式のデジタルサイネージを行う端末として利用することができます。
ZBOXシリーズはIntelアーキテクチャベースのPCとして、WindowsやLinuxなどのOSを利用でき、そのうえでさまざまなアプリケーション、デバイスを利用可能です。サイネージシステムをフルスクラッチで構築する場合でも、これらのOSなら開発環境が整っており、小型、高性能に加え、優れた柔軟性を持っていることもZBOXシリーズをデジタルサイネージ端末として利用するうえでの大きなメリットとなります。
また、市販されているモデルのみならず、ウォールマウントタイプやファンレスモデルなどのシャーシもご提供可能。これらはハードウェアについても多様なカスタマイズにお応えすることができますので、ぜひ弊社担当にご相談ください。
今回、弊社ブースでは参考出品としてAndroidを動作させた端末「Android Box」も展示いたしました。こちらは、まだ正式にご案内できる製品ではありませんが、ZBOXシリーズは今後も新しい製品を続々とラインナップし、デジタルサイネージの発展を支える端末として進化を続けていきます。
ご協力会社様(文中登場順)
展示製品の詳細について
製品の詳細については製品ページをご覧下さい。
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