株式会社アスクは2012年5月9日～13日にかけて、東京ビッグサイトで行われた「第9回情報セキュリティEXPO・春」（主催：リード エグジビション ジャパン）に出展。当社が取り扱うデータエンクリプションストレージを多数展示いたしました。
また、5月9日には、ATTO TechnologyのCEOとSales Managerによる、Thunderbolt製品のご紹介を行うカンファレンスも開催いたしました。どちらへも多数のお客さまにご来場いただき、本当にありがとうございました。
ブースでは、Apricorn、Rocstor、Ciphertexのエンクリプションストレージを中心に展示、デモを行いました。いずれの製品もハードウェアでAES暗号化を行ったうえでストレージにデータを記録します。
USBメモリーの紛失による個人情報漏洩のニュースを耳にしたことがない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。それほど当たり前になってしまっている現状に対し、すべてのデータを自動的に暗号化して記録し、暗証番号やトークンキーなどでアクセス認証を行う手法は非常に有効な対策です。
Apricorn社製エンクリプションストレージ「Aegis（イージス）シリーズ」は、タッチパッドを搭載していることが特長です。ご希望の容量に合わせて、3.5インチ、2.5インチ、USBフラッシュメモリータイプをお選びいただくことができます。
暗号化だけでなく、ハードウェアとしての高い堅牢性も特長となっており、HDDへの衝撃を吸収するダンパーを備えていたり、タッチパッドの隙間からHDDや基板部へ水などの異物が侵入しない作りになっていたりします。このあたりを確認いただくために、2.5インチタイプのAegis Padlockの分解展示も行いました。
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Rocstor社のエンクリプションストレージは、USBトークンキーを用いたタイプ、スマートカードと暗証番号を組み合わせたタイプがあります。前者はUSBトークンを本体に装着してアクセスを可能にします。トークンキーを所有していなければならないという物理的条件によりアクセス認証を行うので、本体とトークンキーを上手に分離して保管していれば高いセキュリティを確保できます。
後者はスマートカードを本体に装着したうえで、さらに暗証番号を入力してアクセスします。スマートカードと暗証番号の二つが揃わないとアクセスできないため、セキュリティはより強固なものとなります。
Rocstor社製品はこのほかにも内部のストレージを容易に取り出せないほど頑丈なエンクロージャを使った製品なども提供いたします。
Ciphertex社製品は、より大容量のエンクリプションストレージを求めるお客さまに最適な製品です。HDD5台のRAIDアレイをハードウェア暗号化する「RANGERシリーズ」は最高5TBモデルをラインナップしており、一般的な事務業務だけでなく、大容量データを扱う映像、イメージングのジャンルにおいても有効な製品となっています。
また弊社が取り扱うATTO TechnologyのThunderbolt製品を組み合わせれば、こうした暗号化ストレージを高速インターフェースを介してMacなどでも利用しやすくなります。
ATTOが発表したThunderLinkシリーズは、さまざまなストレージインタフェースをプロトコル変換してPC/MacなどにThunderboltで接続することができる製品です。例えば、CiphertexのCX-RANGERシリーズのインターフェースボードをeSATAを使用し、ATTOのThunderLinkでThunderLinkへ変換してMacへ接続する、などの使用が可能になるのです。
今回、弊社ブースの隣に置かれたセミナースペースでは、ATTO Technology本社のCEOによるThunderbolt製品の紹介を行うカンファレンスを開催しました。初日の朝一番の時間帯にも関わらず、大勢の方にご参加いただき、Thunderbolt製品への期待の高さを感じるとることができました。カンファレンス内でも話がありましたが、今後はMacだけでなくPCにもThunderboltインターフェースを備えた製品が登場してきます。高速なインターフェースをより多くの皆さまにお使いいただけるよう製品を提供してまいります。
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- 株式会社アスク：鈴木 聡
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